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JR北海道レール放置の理由 「半沢直樹」ばりの激しい人事、派閥争い

JR北海道において線路のレール幅などに267箇所の異常に関する問題で、この問題の裏には坂本真一による「半沢直樹」ばりの人事抗争が行われていた。

野島誠現社長は今回の事件の理由について問われ「補修を先延ばししているうちに失念した」と平然と答えた。この事件が起きたことに関して自分の進退について聞かれると「身を引くことは考えていない。先頭に立って体制の立て直しに取り組む」というように答えた。
ここに大きな派閥争いが起きていたのだ。

トップ人事は
小池明夫会長派と
中島尚俊元社長派
の二つの派閥に別れていた。
両人は東大でも国鉄入社でも同期であった。
しかし、中島尚俊は石勝線の脱線炎上事故での批判により、海に投身自殺をした。そして今年の6月に中島と近しかった野島氏が社長に就任した。

ここの背景に居たのが、坂本真一相談役であった。坂本氏は社内でも大きな権力を持っており、二つの目的があった。
1、吉永小百合の映画を北海道で撮ること
2、北海道新幹線の誘致
の二つである。
1に関しては達成がされたが、2に関しては年商が800億の現在では厳しいものである。
坂本相談役にとって、ここで現社長が辞任することは、新幹線誘致計画に支障が出るため望ましくない。
よってJR北海道は人命を顧みず、2兆円ものプロジェクトを進めようとしているのである。