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亀井静香議員にも徳洲会から2000万円が 問題点はどこにあるのか

現在、東京都知事である猪瀬氏に対して医療法人「徳洲会」から5000万円が渡っていたことが話題となり猪瀬氏が辞任する意向を固めたがこの徳洲会の問題に関して新たな動きがあった。

 

亀井静香衆議院議員(77)にも徳洲会から2000万円が渡っていたことが分かった。元来、集金能力に定評のある政治家であったので永田町関係者らは当然といった反応を見せている。徳洲会は亀井氏の政治資金パーティーの券購入代金として2008年に2000万円を現金で届けていた。この資金を亀井氏は昨年末になって徳洲会へと返金した。

 

徳洲会の関係者によると現金は事務総長だった能宗(のうそう)克行容疑者(57)が社長をしていた、「インターナショナル・ホスピタル・サービス」から捻出されたとされている。

 

今回の件の問題点は政治資金収支報告書にこの回の資金のやり取りが記載されていなかったということである。今回も目を引くのは2000万円を現金でポンと手渡ししているという点である。現在の政治家の多くが資金のやり取りをする際、銀行口座でやり取りをする。これは資金の出所がはっきりするので間違いが少ないからである。今回のような現金でのやり取りというのは逆に言えば、不自然な金であるということである。


「目白(田中角栄邸)に行って何百万かを手渡しされることはよくあった。派閥の長老 ともなると、事務所の金庫にかなりの額の札束があって『○○に持っていけ』なんて指示もあった。すべてが裏金ではなかったけれど、何事もおおらかな時代 で、あのころの政治家なら経験あるんじゃないか」

といわれているような時代を生きてきた亀井氏は昭和のやり方からいまだに抜け出せていないのではないであろうか。