2014年6月にミャンマーで日本車販売が禁止か?! 自動車業界に衝撃が 右ハンドルの弊害

来年2014年6月にもミャンマーで日本車の販売ができなくなる可能性が明らかになった。ミャンマー政府は自動車の現在の右ハンドルから左ハンドルに強制することを検討している。これは、結果として日本車の利用がミャンマーではできないことを意味する。

ミャンマーは欧米からの経済制裁がなくなり、「東南アジア最後の未開拓市場」とよばれ現在注目を集めている。現在ミャンマーで走っている車はほとんどが日本の中古車であり、ミャンマーでも日本車の人気と信頼は高い。

しかし、規制が開始されれば日本の中古車は実質輸出不可能となる。ミャンマーでも現地生産を行うか、欧米からの輸出を行う方向に方針転換をするだろう。

変更の理由は交通事故の防止である。現在ミャンマーでは車は右側通行でハンドルも右側についているため事故が多発している。日本と同じように左側通行に変えれば問題はないのだが、ドライバーが慣れるまで事故が多発することが危惧され、車の左ハンドル規制をする方向で話がまとまった。

関係者は日本車叩きではないかと予測をしており、安全性の高い日本の中古車が大量に輸入されてきては国内産業の発展に支障が出るのではないか、という理由から政府は今回規制に踏み出したのではないかと考えられている。